古気候モデリング


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地球温暖化のような将来予測はもちろんのこと、過去の地球の気候変動を解釈したり、その要因を追究することも気候システム研究の重要課題です。そのためには、大気、海洋などの変動をモデル化するだけでなく、これまで大気科学や海洋科学で詳しく扱われてこなかった部分系のモデル化と統合化が必要になります。たとえば、氷床(大陸氷河)、海氷、植生などです。私達は、これらのサブシステムと大気・海洋との相互作用の性質などを調べ、現在と大きく異なる気候状態の再現や、氷期間氷期サイクルや数千年の振動のメカニズム解明などをめざしています。

What's new


2017.7  阿部教授が計画研究代表者の新学術領域研究「熱ー水ー物質の巨大リザーバー: 全球環境変動を駆動する南大洋・南極氷床」が開始しました。
2017.7  M2木野さんが日本地球惑星科学連合2017年学生優秀発表賞を受賞しました。発表タイトルは「地球の軌道要素の変化に対する気候の応答」です。
2017.6  阿部教授が研究代表者の基盤研究(S)「過去の大規模な気候変動における氷床・海洋・大気の相互作用の解明」が開始しました。
2017.5.7  朝日新聞 『科学の扉』欄に阿部教授の研究関連記事が掲載されました。
2017.5  6月3日(土) 13:00~13:50 理学部1号館小柴ホールにて地球惑星科学専攻修士課程入試ガイダンスが行なわれます。
全体ガイダンス終了後、地球惑星システム科学ガイダンス(14:00~16:00, 理学部1号館851号室)、大気海洋研究所ガイダンス(17:00~18:00, 理学部1号館336号室)もありますので、興味のある方は是非お越し下さい。
2017.5  入試・ガイダンス情報をアップしました。こちらをご覧下さい。
2017.2.13  D3小長谷君の論文"Obase T, Abe-Ouchi A, Kusahara K, Hasumi H, Ohgaito R (2017) Responses of basal melting of Antarctic ice shelves to the climatic forcing of the Last Glacial Maximum and CO2 doubling."が Journal of Climate誌に出版されました。
2017.2 D3シェリフ多田野君が2016年度地球環境史学会優秀発表賞を受賞しました。
2017.2 M2植原くんとD3小長谷君が日本地球惑星科学連合2016年学生優秀発表賞を受賞しました。
2017.2.9  "Dome Fuji Ice Core Project Members: Kawamura K, Abe-Ouchi A, Motoyama H, and 61 others (2017) State dependence of climatic instability over the past 720,000 years from Antarctic ice cores and climate modeling."が Science Advances誌に出版され、プレスリリースされました。
プレスリリース全文(日本語)はこちらからご覧ください。
2017.2.8  "Parrenin F, Fujita S, Abe-Ouchi A, Kawamura K, Masson-Delmotte V, Motoyama H, Saito F, Severi M, Stenni B, Uemura R, Wolff EW (2016) Climate dependent contrast in surface mass balance in East Antarctica over the past 216 ka."が Journal of Glaciology誌に出版され、プレスリリースされました。
プレスリリース全文(日本語)はこちらからご覧ください。
2017.1.18  "Yoshimori M, Abe-Ouchi A, Laîné A (2017) The role of atmospheric heat transport and regional feedbacks in the Arctic warming at equilibrium."が Climate Dynamics誌に出版されました。
2016.10.1 大気海洋研究所 地球表層圏変動研究センター 古環境変動分野 教授に就任しました。
2016.10 メンバーを更新しました。
2016.7.18 "Yoshimori M, Watanabe M, Shiogama H, et al. (2016) A review of progress towards understanding the transient global mean surface temperature response to radiative perturbation."が Progress in Earth and Planetary Science誌に出版されました。
2016.5 メンバー、プロジェクトを更新しました。
2016.4.21  "Laine A, Yoshimori M, Abe-Ouchi A (2016) Surface Arctic Amplification Factors in CMIP5 Models: Land and Oceanic Surfaces and Seasonality."が Journal of Climate誌に出版されました。
2016.1.15  "Saito F, Abe-Ouchi A, et al. (2016) SeaRISE experiments revisited: potential sources of spread in multi-model projections of the Greenland ice sheet."が The Cryosphere誌に出版されました。
2015.11.6  "Abe-Ouchi A, Saito F, et al. (2015) Ice-sheet configuration in the CMIP5/PMIP3 Last Glacial Maximum experiments."が Geoscientific Model Development誌に出版されました。
2015.10.5  "Yamamoto A, Abe-Ouchi A, et al. (2015) Global deep ocean oxygenation by enhanced ventilation in the Southern Ocean under long-term global warming"が Global Biogeochemial Cycles誌に出版されました。
2015.4.24  "Yamane M, Yokoyama Y, Abe-Ouchi A, Obrochta S, Saito F, Moriwaki K, Matsuzaki H (2015) Exposure age and ice-sheet model constraints on Pliocene East Antarctic ice sheet dynamics."が Nature Communications誌に出版されました。
プレスリリース全文(日本語)はこちらからご覧ください。
2014.9 阿部彩子准教授が日本第四紀学会学術賞を受賞しました。 受賞題目「氷期・間氷期サイクルと古気候モデリングに関する一連の研究」
2014.9 メンバーを更新しました。
2014.7.5 朝日新聞 『今さら聞けない』欄に阿部准教授の研究関連記事が掲載されました。
2014.5 阿部彩子准教授が日本気象学会賞を受賞しました。 受賞題目「氷期・間氷期サイクルの機構解明に関する研究」
2014.5 阿部彩子准教授が地球環境史学会貢献賞を受賞しました。 受賞題目「氷期・間氷期サイクルの変動メカニズムと古気候モデリング」
2014.4.11   Ecole Normale Superieure of Parisより、修士課程ピエール・マッフル(Pierre Maffre)さんが留学生としてメンバーに加わりました。
2014.4.1   ディアン・ハンディアニ(Dian Handiani)さんが研究員としてメンバーに加わりました。
2014.4 "独立行政法人日本学術振興会『科研費NEWS 2013 VOL.4』"で阿部准教授の最新研究成果が取り上げられました。
2014.4 商工中金経済研究所 "「商工ジャーナル『今を語る 第135回』」"に阿部准教授のインタビュー記事が掲載されました。
2014.1.17  "Tomoko Nitta, et al. Representing variability in subgrid snow cover and snow depth in a global land model: Offline validation."が Journal of Climate誌に受理されました。
2013.11  日本地球惑星科学連合ニュースレター誌『JGL(Japan Geoscience Letters)Vol.9 No.4 TOPICS古気候学 氷期サイクルの謎に挑む』で阿部准教授の最新研究成果が取り上げられました。
2013.11.24 日本経済新聞朝刊『ナゾ謎かがく』欄に阿部准教授の研究関連記事が掲載されました。
2013.9.26  ハワイ大学より、博士課程ミッシェレ・ティハラ(Michelle Tigchelaar)さんが留学生としてメンバーに加わりました。
2013.9.3  週刊東京大学新聞-東大最前線-に阿部准教授の記事が掲載されました。
2013.8 ドイツ新聞社Sachsischen ZeitungSTUTTGARTER ZEITUNG電気新聞毎日新聞静岡新聞日本経済新聞電子版に阿部准教授のNature誌掲載論文関連記事が掲載されました。
2013.8.8  Nature誌(8月8日付け)に " Abe-Ouchi,A. et al. Insolation-driven 100,000-year glacial cycles and hysteresis of ice-sheet volume."が 掲載され、同じ号のNews and Viewsと、Science誌(8月9日付け)にも紹介されました。
プレスリリース全文(日本語)はこちらからご覧ください。
2013.7.22  "O’ ishi and Abe-Ouchi, A. (2013) Influence of dynamic vegetation on climate change and terrestrial carbon storage in the Last Glacial Maximum."が Climate of the Past誌に出版されました。
2013.7.8  Yoshimori, M., et al.,Relative contribution of feedback processes to Arctic amplification of temperature change in MIROC GCM." が Climate Dynamics誌に受理されました。
2013.6.18 Dowsett HJ. et al.,Sea Surface Temperature of the mid-Piacenzian Ocean: A Data-Model Comparison" がScientific Reports誌にて出版されました。
2013-2015年度  科学研究費助成事業(科学研究費補助金)基盤研究(A)
「地球システムモデリングによる急激な気候変動と氷期サイクルとの相互作用の解明」(課題番号25241005)が採択されました。
2013.3 独立行政法人国立環境研究所『最前線の研究者たちに聞く 地球温暖化研究のフロントライン』に阿部准教のインタビュー記事が掲載されました。
2012.5.7  阿部彩子准教授が 第32回猿橋賞を受賞しました。 受賞研究題目「過去から将来の気候と氷床の変動メカニズムの研究」 "Investigating the Mechanism of the Climate and Ice Sheet Change from the Past to the Future"

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