海洋生態系変動分野とは

    海の恵みがもたらされる仕組みはどうなっているのか?
    環境の変化は海の生き物にどのような影響を与えるか?

    当研究室では、海洋生態系の構造と動態を明らかにするため、
    観測と数値シミュレーションにより研究を進めています。


2017年度東京大学大気海洋研究所進学ガイダンス


研究所の紹介、入試案内、研究室の紹介等行います。
当研究室訪問をご希望の方はお問い合わせください。
  • 日時:217年5月14日(日)13:00~
  • 場所:東京大学大気海洋研究所
  • 研究室訪問問い合わせ:伊藤幸彦(准教授)(itohsach@aori.u-tokyo.ac.jp

メンバー


  • 教 授 羽角 博康(理学系研究科地球惑星科学専攻)
  • 准教授 伊藤 幸彦(農学生命科学研究科 水圏生物科学専攻)
  • 特任研究員 干場 康博
  • 博士1年 小柳津 瞳
  • 修士2年 坪井 真莉菜
  • 修士2年 石川 和雄

キーワード

    海洋生態系モデリング、生物多様性、物質循環
    生物の輸送・回遊、水産資源変動、環境変動に対する生物の応答
    沿岸複合生態系、三陸海域・大槌湾、沿岸と沖合の連結、
    潮目・潮境、乱流と生物生産、海洋渦



主な研究トピックス(進行中&計画中)

  • 生活史を考慮したサンマ個体群動態モデリング
  • 黒潮から親潮まで大きく回遊するサンマはどのような環境を経験しどのように成長するか?また仔魚から成魚までどのように生き残るのか?サンマの成長・回遊・死亡過程をコンピュータを用いたシミュレーションと現場データの解析により調べています。

  • 黒潮域におけるマアジ輸送と沿岸への加入過程
  • 我々に馴染みの深いマアジ(鯵)がどこから来るのか? マアジが産卵場からどのように輸送されて沿岸の漁場に達するのか、各地先の生のデータを用いた解析と輸送シミュレーションにより調べています。

  • 外洋域の環境場の多様性
  • 外洋域の表層は一見一様ですが非常に多様なプランクトンが存在しています。この謎を解き明かすため、太平洋全域で環境の微細構造、時間変動の観測を行っています。

  • 潮目の構造と生物の分布・生産
  • 潮目はマグロ・カツオなどの良い漁場となることが経験的に知られていますが、その構造や魚が集まる仕組みはよくわかっていません。最新の観測機器を使った潮目の構造調査、生物分布調査を行った調査を計画しています。

  • 浮魚類の資源変動モデリング
  • マイワシやカタクチイワシなどは、数十年スケールで非常に大規模な変動をしています。このような大規模な変動は餌となるプランクトンには見られないもので、変動の増幅メカニズムが注目されています。本研究では数値シミュレーションによりこの謎に迫ろうとしています。

  • 外洋生態系モデリング
  • 北太平洋を主対象海域に、観測知見に基づいた新しい生態系モデルの構築に取り組んでいます。
    特に、プランクトン相の多様性表現の高度化、プランクトンの成長段階の違い、海流による輸送と混合による多様性の発現に焦点を当てています。




連絡先

 進学を希望される方へ

2017年度
進学ガイダンス
(大気海研ページへ)

2010年4月に旧海洋研究所と気候システム研究センターの統合に伴って設立された研究室です。
当研究室で学び、海洋生態系のフロンティアに挑戦する大学院生を募集しています。