海洋生態系変動分野 Ecosystem Research Section

沿岸域における懸濁物動態モデリング

沿岸環境と物質循環、生態系への河川水の影響、特に、河川水由来の懸濁物が循環と生物生産をどう変えるか、懸濁物からの影響まで考慮してモデル化を進めています。例えば、洪水時は河川から大量の懸濁物や低塩分水が供給されるため、沿岸域にとって重要です。現在本プロジェクトではいくつかの日本沿岸の河川影響海域に注目し、洪水時の物理と物質循環を理解するための数値モデリングを行っています。

 

洪水時丹後海の塩分分布(シミュレーション結果の一例)

 

河口~沿岸~外洋域に至る概念図(Simpson, 1997を改変)

 

 

洪水時石狩湾の植物プランクトン濃度と流れ(シミュレーション結果の一例)

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関連メンバー

­­干場 康博

特任研究員

hoshi-y@aori.u-tokyo.ac.jp

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­­羽角 博康,博士(理学)

教授

hasumi@aori.u-tokyo.ac.jp

  • 東京大学大気海洋研究所 気候システム研究系 海洋システムモデリング研究分野
  • 東京大学大気海洋研究所 地球表層圏変動研究センター 海洋生態系変動分野
  • 東京大学理学系研究科地球惑星科学専攻
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­­伊藤 幸彦,博士(理学)

准教授

itohsach@aori.u-tokyo.ac.jp

  • 東京大学 大気海洋研究所 地球表層圏変動研究センター 海洋生態系変動分野
  • 東京大学 大学院農学生命科学研究科 水圏生物科学専攻
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