モデル衛星連携研究会 2017
2017年8月1日(火) 10-17h (予定)
場所:東京大学大気海洋研究所 総合研究棟 270 号室
気象・気候モデルと人工衛星データの連携研究の現状を俯瞰し、今後の展開を議論する場として本研究会を開催します。
本研究会は、昨年度までの衛星シミュレータ研究会を継承するものです。
今年は特に、年内に打ち上げを予定している GCOM-C との連携について、
雲および地表面、海氷面研究の議論の深化を期待します。
発表予定者は以下のとおりです。要望があればご連絡下さい。
発表時間:質疑含めて15分/人。
10:00
- 佐藤正樹 (AORI):概要
- 久保田拓志 (EORC):JAXAの地球観測衛星ミッションとモデル衛星連携研究
- 村上浩 (EORC): GCOM-Cの特徴について
- 立入郁 (JAMSTEC): 衛星データを利用した地球システムモデルの改良可能性の検討
- Hyungjun Kim (東大生産研):Validation Strategy for TRMM/GPM Considering Physical Conditions of Land-Atmosphre
- 黒木聖夫 (JAMSTEC):衛星観測データを用いた日本沿岸モデル結果の検証
- 日原勉(JAMSTEC): 高解像度海洋モデルを用いた衛星海面水温同化システムについて
昼休み
13:30
- 端野典平 (九大応力研): Joint-Simulatorの最近の開発状況
- 小倉知夫 (NIES):次期IPCC報告へ向けたモデル間相互比較プロジェクト(CMIP6/CFMIP3)における衛星データ利用
- 川合秀明 (気象研):気象研全球モデルの雲スキームの改良
- 原旅人 (気象庁):気象庁現業領域モデルの開発における衛星データ・シミュレータの利用
- 岡本幸三 (MRI):領域・全球モデルを用いた、ひまわり全天候赤外輝度温度のモデル比較と同化
休憩
15:30
- 小槻峻司 (AICS):NICAM-LETKFを用いたGPM/DPRデータ同化実験
- Woosub Roh (AORI): Evaluation of thermodynamics phases of clouds in NICAM using CALIPSO and J-simulator
- 久芳奈遠美 (AORI): 衛星シミュレータを用いたバルク法とビン法の雲物理モデルの比較
- 道端拓朗 (九大応力研):気候モデルと衛星観測によるエアロゾル・雲・降水相互作用の理解深化
- 鈴木健太郎 (AORI):プロセス指向のモデル評価のための衛星観測の利用
- 高薮縁 (AORI): GPMと気象庁LFMを用いた潜熱加熱推定
- 清木達也 (JAMSTEC): 土壌水分量評価のための衛星マイクロ波放射計の土壌射出率の更新
18:00
懇親会(柏の葉・漁師の里)
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