guide 1

基本操作

このセクションの目次

アカウント名
login, logout, パスワードの設定
X-window の使い方
マウスの使い方
UNIX の基本コマンド

アカウント名

例えば学生番号 9301000 のアカウント名は,

    me93000

である. すなわち,

    学科名(me) ＋ 学生番号の上2桁(つまり入学年度:93)
               ＋ 学生番号の下3桁(001)

とする. 学科名は, 機械工学科(me), 環境工学科(en), 電子工学科(el) となっている.

login, logout のしかた, パスワードの設定

login: me93000        <= アカウント名入力

本来ならば, この時点でパスワードをきいてくる. しかし, 登録時にはパスワードは設定されていないので, 最初にパスワードを設定する.

次のように passwd コマンドを入力する.

% passwd me93000                         <= passwd + アカウント名
New password:                            <= パスワード入力(表示されない)
Retype new password:                     <= もう一回入力(表示されない)

終了時には logout を入力する.

  % logout

もう一回, ログインする. 今度は, login: に続いてアカウント, パスワードを入力する.

login: me93000        <= アカウント名入力
Password:             <= パスワード入力(表示されない)
%                     <+ 入力待ち

一部キーボードと異なる表示をするキーがある.

関連するファイル: .login, .logout, .cshrc

X-window

ログインしたら何はともあれ, X-window を立ちあげる.

% xinit

関連するファイル: .xinirc, .Xdefaults, .xkeymap

マウスの使い方

左, 真中, 右ボタンの使い分け:

画面の左上を左ボタンでクリックすると, 画面が一時消える(アイコン化される). もう一度クリックすると, もとにもどる.
上側のバーにマウスをもっていくと, 左ボタンを押しながら場所を移動させることができる.
右上のマウスをもっていくと, 画面の大きさを変更することができる.

UNIX の基本コマンド

階層ディレクトリ
ファイルの概念
シェルの基本操作

ls : ファイル表示
mkdir : ディレクトリ作成
pwd : カレントディレクトリの表示
cd : カレントディレクトリ変更
cat : ファイルの内容の表示
rm: ファイルの消去
echo: 表示
date : 日時の表示

基本操作例:

% ls
% mkdir tmp
% ls -l
total 1
drwxr-xr-x  2 me93000       512 May 31 13:42 tmp/
% cd tmp
/usr5/home/me93000/tmp
% echo test > file.doc
% ls -l
total 1
-rw-r--r--  1 me93000         5 May 31 13:42 file.doc
% cat file.doc
test
% echo test 2 kaime > file2.doc
% ls -l
total 2
-rw-r--r--  1 me93000         5 May 31 13:42 file.doc
-rw-r--r--  1 me93000        13 May 31 13:42 file2.doc
%  cat file2.doc
test 2 kaime
%  rm file2.doc
%  ls 
file.doc  
%  cd ..
/usr5/home/me93000
%  pwd
/usr5/home/me93000
%  date
Wed Dec  6 21:31:35 JST 1995

UNIX にはシェルというものがあって, キー操作などはシェルに依存している. デフォルトでは tcsh を使うようになっている. 他にも, sh, csh, zsh などがある.

Ctrl-p でひとつ前に打ったコマンドがでてくる(ヒストリー機能).
文字の修正: Ctrl-b で手前に, Ctrl-f で後ろにカーソルが移動する.
ファイル名補完機能: Ctrl-i

Jump to ：通信・ネットワーク