電子メール

このセクションの目次

• エディターの復習
• 電子メール
• メールアドレスについて
• メールサーバー上での操作

mule を立ち上げる.

	% mule &

• 日本語入力とするためには, C-o とする.

  (コントロールキーを押しながら o を入力. )

  このとき, 左下に [あ] という表示が出る.

• ローマ字入力をすると, ひらがなで表示される.
• スペースキーを押すと漢字に変換される.

  このとき, 左下に [漢字] という表示が出る.

• C-n, C-p などで適切な漢字を選んで, リターンキーで漢字を確定する.
• もう一度 C-o とすると, 英語入力モードに切り替わる.

• 電子メールの送信(基礎編)

  電子メールの送受信の基礎編として, コマンドラインからの送信を行なう. コマンドラインとは, % に続いて入力待ちになっている状態である. この場合, 日本語入力はできない.
  1. コマンドラインから,

     	% mail me93000
                    ^ 自分のアカウント番号
     

     と入力する.
  2. 続いて, 適当な文章を入力する.
  3. 入力し終ったら, C-d を入力する.

     すると, EOT と表示されて, me93000 あてに電子メール(e-mail)が 送られる.

  
  次のような表示になる.

  	% mail me93000        <= me93000 あてにメールをうつ
  	hello                 <= 文章を入力(英語)
  	EOT                   <= C-d を入力
  

  
  

• 電子メールの受信(基礎編)

  1. 送られてきたメールを見るためには,

     	% mail
     

     として, リターンキーをうつ.
  2. メールが自分あてに来ていれば, メッセージが表示された後, & で入力待ちとなる.
  3. 引き続いて, リターンキーを押せば, メールの中身が見える.
  4. & で C-d を入力すると, コマンドラインに戻る.
  
  例えば次のように表示される.

  	cenfmv15% mail                                          <= mail と入力
  	Mail version 8.1 6/6/93.  Type ? for help.
  	"/var/mail/me93000": 1 message 1 new
  	>N  1 me93000               Wed Dec 13 20:28   9/310    <= メールがきているという表示
  	&                                                       <= リターン
  	Message 1:                                              <= メッセージに引き続いて, 
  	From me93000 Wed Dec 13 20:28:47 1995                   <= 内容が表示
  	Date: Wed, 13 Dec 1995 20:28:47 +0900
  	From: mech fdl test 
  	To: me93000
  	
  	hello
  	
  	& Saved 1 message in mbox                                <= & の次に C-d
  

  
  

• エディターの中から電子メールを送信

  次に, エディターの中から電子メールの送受信を行なう. 日本語の入力, 表示ができるし, 扱いが楽になる.
  1. mule を立ち上げて, ESC-x rmail を入力.

     (エスケープキーに続いて, x, 引続き rmail を入力: rmail というメールを扱うためのソフトを起動している. )

     一番下に M-x rmail と表示されるはず.

  2. リターンキーを押すと, 次のような表示になる.

     BABYL OPTIONS: -*- rmail -*-
     Version: 5
     Labels:
     Note:   This is the header of an rmail file.
     Note:   If you are seeing it in rmail,
     Note:    it means the file has no messages in it.
     

  3. ここで, m を入力すると, 次のような表示になり, メール送信モードとなる.

     	To:
     	Subject:
     	--text follows this line--
     

  4. 一行目の To: の後に, 送信先のアドレス.

     Subjent: の後に, メールのタイトル.

     --text follows this line-- の下に, メールの本文を書く.

     例えば, 次のようになる.

     	To: me93000
     	Subject: test
     	--text follows this line--
     	これは、テストです。
     

  5. 本文を入力し終ったら, C-cc を入力.

     (コントロールキーを押しながら, c を二回入力. )

  
  

• エディターの中から電子メールを受信

  1. 引き続いて, ESC-x rmail を入力した状態(rmail モード)で, g を入力する.
  2. 自分あてにきたメールが表示される.

     	Date: Wed, 13 Dec 1995 20:55:52 +0900
     	From: mech fdl test 
     	To: me93000
     	Subject: test
     	
     	これは、テストです。
     

  3. メールがたくさん来ているとき, n を入力すると次のメール, p を入力すると前のメールが表示される.
  4. h を入力すると, 来ているメールの一覧が表示される.
  
  rmail のコマンド

  m	送信するメールを書く
  g	新しく来たメールを表示
  n	次のメールを表示
  p	前のメールを表示
  h	メールの一覧表示
  d	メールを削除
  f	メールをフォワード
  r	メールに返事を書く
  q	rmail から抜ける

どのマシンに送るかによって, メールアドレスが異なる.

• mail me93000

  このコマンドを入力したマシン上の, me93000 というアカウントに送信.

• mail me93000@cenfmv00

  cenfmv00 上の me93000 というアカウントに送信.

• mail me93000@sit.ac.jp

  センターのメールサーバー censun00 上の me93000 というアカウントに送信.

• mail satoh@fdlsun.sit.ac.jp

  埼玉工大のマシン fdlsun 上の satoh というアカウントに送信.

• mail satoh@ccsr.u-tokyo.ac.jp

  ccsr.u-tokyo.ac.jp というアドレスの satoh というアカウントに送信.

	% mail me93001@cenfmv00

	% mail me93001@cenfmv00.sit.ac.jp

各学生の正式のアドレスは,

アカウント番号 + @ (アットマーク) + sit.ac.jp

	me93000@sit.ac.jp

	% mail me93000@sit.ac.jp
               ^ 自分のアカウント

1. telnet というコマンドで, censun00 にアクセスする.

   	% telnet censun00
   

   
   
2. cenfmv と同じアカウント, パスワードで login する.

   	% telnet censun00
   	Connected to censun00.
   	Escape character is '^]'.
   	
   	
   	SunOS UNIX (censun00)
   	
   	login: me93000               <= アカウント
   	Password:                    <= パスワード(表示されない)
   	Last login: Fri Dec  8 19:37:59 from cenfmv15
   	SunOS Release 4.1.3-JLE1.1.3 OS/AS=V4.13 (AB1036) #1: Tue Jan 12 15:39:57 JST 1993
   	
   	
   	You have mail.               <= メールがきているという表示. 
   

3. mule を立ち上げます.

   	% mule
   

4. 日本語入力をするときには, C-\ (バックスラッシュ) で切替えて下さい.

   ひらがなを入力して, スペースを押すと,

   頻度ファイル "usr/me93000/kihon.h" が無いよ。作る?(y or n)
   

   と聞いてくるので, y と答えて下さい. 以下全て, y を入力して下さい.
5. ESC-x rmail として, メールの表示して下さい.
6. m として, satoh@sit.ac.jp あてにメールを送信して下さい.

   To: satoh@sit.ac.jp
   Subject: test
   --text follows this line--
   これは me93000 からのメールのテストです.
   返事を送って下さい. 
   

7. C-cc を入力して, 送信して下さい. satoh あてに無事届いていたら, 確認の上返事を送ります.
8. ぬけるときには, q
9. エディターを C-xc で終らせる.
10. logout を入力して, censun00 から抜ける.