白鳳丸・淡青丸で実施したCTD観測データ(水温,塩分,etc.)を公開しています。
学術研究船:
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白鳳丸 |
淡青丸 |
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本データベースには白鳳丸航海により得られた微生物(原核生物およびウィルス)の生物量および生産速度の全深度分布に関するデータおよび関連情報(CTDおよび栄養塩データ)がまとめられています。関連情報については、航海の主席またはデータ収集と管理に責任を持つ研究者の了解にもとに公開するものです。関連情報については、白鳳丸・淡青丸観測資料データベースの免責事項(https://cesd.aori.u-tokyo.ac.jp/oceandb/disclaimer_JP.html)を参照してください。本データベースの記載内容の一部または全部を参照される場合は、参照元として「全深度微生物分布データベース(FddMAP)」をご記載ください。
全球・非静力学大気モデル NICAMは、熱帯の背の高い雲をシミュレートする事を目的に、東京大学と日本海洋開発機構によって運用・開発された気象モデルである。近年、熱帯季節内振動、台風といった現実大気に存在する熱帯の雲のシミュレートに成功し、世界的にインパクトのある研究成果を次々に打ち出している次世代モデルである。
Cloudsat衛星は、CALIPSO衛星と共に、2006年にNASAが打ち上げた地球観測衛星です。
いずれも、「A-TRAIN」と呼ばれる同じ軌道を列車のように周回する地球観測衛星群(その他に Aqua, PARASOLおよびAura)の一つです。
Cloudsatは、ミリメーター波のレーダーを搭載し、雲の分布やその鉛直構造および雲の光学的特性を観測することを目的とし、雲を構成する雲粒や氷晶、非常に小さい水滴を検出します。
雲形や雲量分布の変化は、温室効果ガス、人為的なエアロゾル、その他の地球規模の気候変動の要因の変動から予想される気候変化よりも、地球の放射収支に大きな影響を与えると考えられており、
Cloudsatの観測データやCALIPSOと併用して解析されたデータは、気候モデルによるシミュレーション結果の検証のために多くの研究者に利用されています。
ここでは、Cloudsat Data Processing Center で配布されているCloudsat衛星データから各軌道ごとの反射強度の鉛直分布を画像にして紹介しています。
CALIPSOは、Cloudsatに遅れること15秒で、同じ軌道を通過しつつ、532nmと1064nmの2波長のパルスを照射し、532nmの波長では偏光成分を観測することにより、Cloudsat衛星では捕らえることのできないエアロゾルや薄い雲を観測することが出来ます。
CloudsatとCALIPSOによってほぼ同時刻に観測されたデータは雲とエアロゾルの鉛直構造を知るために有効であり、観測データは多くの研究者に利用されています。
ここでは、Atmospheric Science Data Centerで配布されているCALIPSO衛星の532nmの減衰補正なしの後方散乱係数のデータを画像にして紹介しています。また、軌道の図は時刻(UTC)を色で表しています。
OpenCLASTRは、フォートランで書かれた数値計算ライブラリ群です。
OpenCLASTRという名称は"Open Clustered Libraries for Atmospheric Science and Transfer of Radiation
(大気科学と放射伝達のための公開ライブラリ群)"の略で、"Open Cluster(散開星団)"に由来します。
OpenCLASTRは大学や研究機関の有志によって管理、運営されており、現在もライブラリの開発が続けれています。
現在、OpenCLASTRのライブラリ群には、数学ライブラリ、放射伝達ライブラリ、大気科学用の力学ライブラリ、
そして、地上または衛星リモートセンシング用ライブラリなどが登録されています。
ー 生物遺伝子
MitoFishは我が国にとっての重要生物資源でもあり水圏生物界で重要な位置を占める魚類について、ミトコンドリアゲノム配列情報を網羅的に収集したデータベースです。
生物資源の適切な保全や生物多様性の管理のため、また生物進化の歴史の解明のため、遺伝的情報に基づいた精緻な議論が不可欠となっています。こうした目的のための遺伝情報源として、動物において非常に有用なのがミトコンドリアゲノム配列です。
特に、近年ではいわゆる次世代シーケンサが開発・実用化されたことでミトコンドリアゲノム配列をこれまでにない規模で解読することが可能になってきました。こうした時代の流れに対応するため、ミトコンドリアゲノムゲノム配列の全自動アノテーションシステムであるMitoAnnotatorを備えていることが大きな特徴になっています。