第5回 大気海洋研究所 地球表層圏変動研究センター サイエンスカフェ
「 温故知新:"パレオ”が明らかにする
表層環境システム 」
日時: 2014年 6月 27日(金) 18:30 ~ 20:30
ゲスト講師:横山 祐典(東京大学 大気海洋研究所 高解像度環境解析研究センター環境解析分野 准教授)
ホスト講師:中島 映至(東京大学 大気海洋研究所 地球表層圏変動研究センター センター長・教授)
概要:
現在の温暖化についての5回目の評価報告書が、国連の気候変動に関する政府間パネルによって昨年9月に発表されました。中でも海面上昇は最も人間生活に影響を与える事象ですが、南極氷床やグリーンランド氷床など、変化のタイムスケールが長いため、その長期的な変動についてはまだまだ分かっていないことが多くあります。今回はパレオサイエンスという手法を用いて、縄文海進の話題や人類の拡散との関係性など、最近の知見を交えながら明らかになってきた変化の歴史についてご紹介します。
形式:前半は講師たちによる講義、後半は立食形式で、講師たちを交え、みなさまが自由にお話いただける時間を設けております。
ご参加にあたり特別な専門知識は不要です。
定員:40名(希望者が多い場合は先着順とさせて頂きます)
参加費:1,000円(飲み物代と軽食代として。参加費は当日受付でお預かりします)
申し込み方法:
参加をご希望の方は、お名前、お名前ふりがな、ご所属、メールアドレス、電話番号を明記の上、
メールまたはFAXにてお申し込み下さい。
(申込受付期限:2014年6月16日(月)まで 席に余裕がありますので、申込受付期限を延長します。)
申し込み宛先:
東京大学大気海洋研究所 地球表層圏変動研究センター サイエンスカフェ事務局
E-mail:cesd_eventstaff◎aori.u-tokyo.ac.jp (◎を@に変えてお送り下さい)
FAX:04-7136-6321
※ お申し込み時にご記入頂いた個人情報は、本サイエンスカフェに関する連絡にのみ利用し、他の目的には使用致しません。
問い合わせ先:
東京大学大気海洋研究所 地球表層圏変動研究センター サイエンスカフェ事務局
E-mail:cesd_eventstaff◎aori.u-tokyo.ac.jp (◎を@に変えてお送り下さい)
TEL: 04-7136-6325 FAX:04-7136-6321
横山 祐典 (東京大学大気海洋研究所 高解像度環境解析研究センター環境解析分野 准教授) |
中島 映至 (東京大学大気海洋研究所 地球表層圏変動研究センター 教授) |
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ゲスト講師略歴
横山 祐典(Yusuke Yokoyama)
東京大学大気海洋研究所准教授。
東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻,東京大学大学院総合文化研究科付属 国際環境学教育機構, 准教授を兼任。
Ph.D.1999 年オーストラリア国立大学地球科学研究所博士課程修了。同年同研究所ポストドクトラルフェロー,2000 年カリフォルニア大学バークレー校宇宙科学研究所ポストドクトラルケミスト,2002年米国エネルギー省ローレンス・リバモア国立研究所研究員,同年東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻講師を経て,2008 年より現職。
2014年: Wiess Visiting Professor Award (2014-2015), Rice University, 米国
2013年: Distinguished International Visitor Award (2013-2014), Durham University, 英国
2009年: 文部科学大臣表彰若手科学者賞
2011年: 国際ソロプチミスト日本財団クラブ賞環境貢献賞など受賞。
おもな研究分野は,古気候学,同位体地球化学,地球表層システム科学。
著書に,『珊瑚の文化誌』(共著,東海大学出版会),『縄文時代の考古学3 大地と森の中で・縄文時代の古生態系-』(共著,同成社),『図説 地球環境の事典』( 共著,朝倉書店), 『地球と宇宙の化学事典』( 共著,朝倉書店),『古生物学事典第2 版』( 共著,朝倉書店),『地球史が語る近未来の環境』( 共著,東大出版会), 『進化する地球惑星システム』( 共著,東大出版会), 『デジタルブック最新第四紀学』( 共著,日本第四紀学会),『Encyclopedia of Modern Coral Reefs』( 共著,Springer)などがある。
趣味は,読書,スポーツ( ハンドボールは日本および豪州で国体出場),音楽鑑賞。