第7回 大気海洋研究所 地球表層圏変動研究センター サイエンスカフェ
「大気汚染が雲と気候を変える」
日時: 2016年 7月 15日(金) 18:45 ~ 20:45 (受付開始 18:15~)
◎無事終了致しました。ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。
大気海洋研究所ホームページ掲載のレポートはこちらからご覧ください。
場所: 東京大学本郷キャンパス 山上会館 地下1階 レストラン「御殿」
※会場へのアクセス方法はこちらから(別サイトへのリンクが開きます)
ゲスト講師:鈴木 健太郎
(東京大学 大気海洋研究所 気候システム研究系
気候変動現象研究部門 准教授)
ホスト講師:佐藤 正樹
(東京大学 大気海洋研究所 地球表層圏変動研究センター
副センター長・教授)
概要:
空にぽっかりと浮かぶ雲は、雨を降らせる以外にも、太陽からの光を遮って地球を冷やすことで気候をコントロールする大事なはたらきをしています。このはたらきは雲をつくっている水のつぶつぶの大きさや濃度に左右されますが、その成り立ちには雲粒の種となる大気汚染物質が深く関係しています。人間活動が排出する大気汚染物質は雲のなりたちをどのように変えるのか、それによって地球の気候にどんな影響があるのかを、人工衛星からの観測と数値シミュレーションからわかってきた最新の知見をもとにみなさんと考えてみたいと思います。
形式 : 前半は講師たちによる講義、後半は立食形式で講師たちを交え、
みなさまが自由にお話いただける時間を設けております。
ご参加にあたり、特別な専門知識は不要です。
定員 : 40名(希望者が多い場合は先着順とさせて頂きます。)
参加費 :1,000円(飲み物代と軽食代として。参加費は当日受付でお預かりします。
つり銭のないようご用意ください。)
申し込み方法 :
参加をご希望の方は、お名前、お名前ふりがな、ご所属、
メールアドレス、電話番号を明記の上、メールにて
お申し込み下さい。
申込受付期限 : 2016年 7月 5日(火)
申し込み宛先 : 東京大学 大気海洋研究所 地球表層圏変動研究センター
E-mail:cesd_eventstaff◎aori.u-tokyo.ac.jp
(◎を@に変えてお送り下さい)
※ お申し込み時にご記入頂いた個人情報は、本サイエンスカフェに関する
連絡にのみ利用し、他の目的には使用致しません。
問い合わせ先 : 東京大学 大気海洋研究所 地球表層圏変動研究センター
サイエンスカフェ担当
E-mail:cesd_eventstaff◎aori.u-tokyo.ac.jp
(◎を@に変えてお送り下さい)
TEL:04-7136-4401
鈴木 健太郎
(東京大学 大気海洋研究所 気候システム研究系 |
佐藤 正樹
(東京大学 大気海洋研究所 |
- ゲスト講師 略歴 -
鈴木 健太郎(Kentaroh Suzuki)
東京都出身。2004年東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了、博士(理学)取得。2007年に渡米したのち在米8年。その間、コロラド州立大学大気科学科博士研究員および研究員(2007-2011年)、NASAジェット推進研究所研究員(2011-2015年)に在職。2015年に帰国し同年より東京大学大気海洋研究所気候システム研究系准教授。2016年より地球表層圏変動研究センター兼務。2014年日本気象学会賞受賞。
- ホスト講師 略歴 -
佐藤 正樹(Masaki Satoh)
山口県出身。1993年東京大学大学院理学系研究科地球物理学専攻博士課程修了, 博士(理学) 取得。1993年より埼玉工業大学講師。1998年には University of Cambridge 客員研究員。2005年より東京大学気候システム研究センター助教授。2011年10月より東京大学大気海洋研究所地球表層圏変動研究センター教授、2015年より副センター長、現在に至る。海洋研究開発機構、宇宙航空研究開発機構に兼職。2007年日本気象学会賞受賞。2016年文部科学大臣表彰科学技術賞受賞。