2018年10月15日 国立大学法人東京大学大気海洋研究所プレスリリースにて
地球表層圏変動研究センター 羽角博康教授らが発表を行い、
記事が掲載されました。
掲載内容:潮の満ち引きと気候を繋ぐメカニズムをシミュレーションで解明
~月の引力が地球温暖化までも左右する?~
国立研究開発法人海洋研究開発機構気候モデル高度化研究プロジェクトチームの建部洋晶ユニットリーダーらは、気候モデルを用いた数値シミュレーション手法により、主に太平洋での潮の満ち引きによって発生する数cmから数m規模の海洋中の微細な海水混合が、海洋コンベヤーと呼ばれる地球の海を巡る大きな循環の変化を通じて、遠く離れた南極環海の気候を決定する要因の一つであることを明らかにしました。
対象論文:
Impact of deep ocean mixing on the climatic mean state in the Southern Ocean
著者:
建部洋晶1、田中祐希2、小室芳樹3、羽角博康4
所属:
1. JAMSTEC気候モデル高度化研究プロジェクトチーム
2. 東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻
3. JAMSTEC北極環境変動総合研究センター
4. 東京大学大気海洋研究所
詳しくはこちらをご覧下さい。
関連リンク
・大気海洋研究所プレスリリース(2018年10月15日)