地球表層圏変動研究センター研究プロジェクト “オーシャンDNA” に関連する
 兵藤 晋教授らの論文が発表されました。



論文名:
Development of species-specific multiplex real-time PCR assays for tracing the small pelagic fishes of North Pacific with environmental DNA

著者名:
Marty Kwok-Shing Wong,Shigenori Nobata,Shin-ichi Ito,Susumu Hyodo

発表雑誌:
Environmental DNA, 2022(掲載予定:Volume 4, Issue 3)

DOI:
10.1002/edn3.275

abstract:
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/edn3.275


本論文では、水産資源としても重要な小型浮魚類6種(マサバ、ゴマサバ、マアジ、マイワシ、カタクチイワシ、サンマ)の環境DNAを定量的に解析する手法を確立し、大槌湾においてフィールド調査に適用できることを確認しました。今後、外洋域での調査に用いられることで、回遊経路の解明や資源量調査にも貢献することが期待されます。