2022年11月17日、18日
東京大学大気海洋研究所 共同利用研究集会
2022年度水圏生態系モデリングシンポジウム




概要


開催日時

 1日目: 2022 年 11 月 17 日(木)13:30 ~ 17:00 (18:00 ~ 懇親会)
 2日目: 2022 年 11 月 18 日(金)9:30 ~ 12:30


開催場所

 東京大学大気海洋研究所2F 講堂


申込

 事前登録制となります。リンク先のgoogleフォームよりお申し込みください。



コンビーナー

 相馬明郎(大阪公立大学)


大気海洋研対応者

 伊藤幸彦(東京大学大気海洋研究所)


開催趣旨

 持続可能な開発目標(SDGs)が国連加盟193カ国の共通目標として設定される中、水圏生態系のしくみと価値を理解し、利用・管理することは重要である。一方,水圏生態系は、物理学、化学、生物学、水産学、海洋学、陸水学、環境学など多様な学術分野が関わる系(システム)であり、また、その持続的な利用と管理にあたっては、社会学・経済学・行政学までも関わる分野横断型のシステムでもある。このような複雑なシステムを理解し、予測・評価するためには、問題となっている現象を明確化・単純化し、現象の理解にとって本質的と思われる概念を導入する思考過程、即ち、「モデル化」は有用である。しかしながら、モデル化における数学の活用方法は、その適用・応用分野に応じて様々なバリエーションが存在し、それぞれに発展してきた。こうした状況下、分野の異なるモデル研究者が交流し、その相違点・共通点を互いに理解し発見する機会は、「多様な価値を生み出す生態系」の理解と予測・評価にとって、今後、益々重要となるであろう。本研究集会では、水圏生態系における様々な生態系のモデル化と、それらに基づく機構解明、予測・評価、さらには、科学と政策のコミュニケーションプラットホームとしてのモデル活用の可能性について議論し、学際分野から政策分野まで、数理モデリングの幅広い活用・展開のきっかけとなることを目的とする。


プログラム


      11月17日


      11月18日