2022年度成果発表会
2022年度「富岳」成果創出加速プログラム「防災・減災に資する新時代の大アンサンブル気象・大気環境予測」成果発表会を3月20日に開催いたしました。本成果発表会は、一部発表を対面方式としたハイブリッド形式で開催し、一般の方々はオンライン参加とさせていただきました。全国各地から100名以上方々に参加していただきました。ご参加いただいた皆様に心から感謝申し上げます。
本課題は本年度が3年間の研究期間の最終年度になります。本成果発表会では、3年間の成果を報告させて頂くとともに、主要な研究成果の発表させていただきました。本課題のこれまでの成果発表会やシンポジウム等の発表資料はホームページにアーカイブしております。ぜひご利用ください。 気象・大気環境研究においてスーパーコンピュータ「富岳」の利活用は極めて重要で、我々は今後も「富岳」を活用した研究を推進したいと考えています。 引き続き「富岳」および我々の研究について、理解とご支援をぜひどうぞよろしくお願いいたします。
成果発表会の講演資料を本ホームページにて公開いたします。下記「プログラム」欄、【講演資料】よりご覧いただけます。
本課題は本年度が3年間の研究期間の最終年度になります。本成果発表会では、3年間の成果を報告させて頂くとともに、主要な研究成果の発表させていただきました。本課題のこれまでの成果発表会やシンポジウム等の発表資料はホームページにアーカイブしております。ぜひご利用ください。 気象・大気環境研究においてスーパーコンピュータ「富岳」の利活用は極めて重要で、我々は今後も「富岳」を活用した研究を推進したいと考えています。 引き続き「富岳」および我々の研究について、理解とご支援をぜひどうぞよろしくお願いいたします。
成果発表会の講演資料を本ホームページにて公開いたします。下記「プログラム」欄、【講演資料】よりご覧いただけます。
【課題代表】東京大学大気海洋研究所 佐藤正樹
2023年3月24日
- 開催日
- 2023年3月20日(月) 13:00~17:00
- 開催方法
- 「Zoom」を用いたオンライン配信
- 参加費
- 無料
- 参加方法
- 下記申込みフォームより事前に申込が必要です。
※申込みは終了いたしました。
申込みフォーム - 申込締切
- 2023年3月12日(日)(先着順です。定員になり次第、締め切ります。)
- 主催
- 東京大学大気海洋研究所
- 後援
- 一般財団法人 高度情報科学技術研究機構
- お問合せ
- 東京大学大気海洋研究所 富岳気象課題事務局
電子メール:fugakuatmos@gmail.com
本成果報告会は一般の方にもご参加いただけますが、専門性の高い講演内容となります。ご理解ください。
「富岳」成果創出加速プログラム課題「防災・減災に資する新時代の大アンサンブル気象・大気環境予測」は今年度が最終年度になります。今年の暖候期には、線状降水帯や台風により各地に被害が生じました。本課題では、これら極端気象現象からの防災・減災を実現するために、数日程度から数週間~季節スケールの大規模アンサンブルの気象・大気環境予測実験をスーパーコンピュータ「富岳」を用いて実施し、リードタイムをもった確率予測情報の提供が可能な新時代の予測技術の確立を目指し、研究を進めてきました。本成果発表会では、「富岳」を用いた研究の現状の到達点を紹介し、今後の気象・大気環境予測研究の課題について議論いたします。
プログラム
第1部 成果発表会
司会 中野 満寿男【テーマ2代表】(海洋研究開発機構地球環境部門・研究員)
- 13:00-13:05
- 河原 卓 (文部科学省研究振興局参事官(情報担当)付 計算科学技術推進室長)ご挨拶
- 13:05-13:15
- 佐藤 正樹【課題代表】(東京大学 大気海洋研究所・教授)
「『防災・減災に資する新時代の大アンサンブル気象・大気環境予測』課題の研究紹介」
【講演資料】佐藤 正樹 - 13:15-13:30
- テーマ1 川畑 拓矢【テーマ1代表】(気象研究所・室長 / 気象業務支援センター )
「テーマ1では何を達成したのか」
【講演資料】川畑 拓矢 - 13:30-13:45
- テーマ横断 前島 康光(理化学研究所 計算科学研究センター・特別研究員)
「富岳を用いた2021年夏季リアルタイムゲリラ豪雨予測の結果解析」 - 13:45-14:00
- テーマ1 澤田 洋平(東京大学 大学院工学系研究科 附属総合研究機構・准教授)
「巨大アンサンブル気象予測を活用した広域高潮リスクマネジメント」
【講演資料】澤田 洋平 - 14:00-14:10
- 質疑応答
- 14:10-14:20
- 休憩
- 14:20-14:35
- テーマ2 宮川 知己【テーマ2代表】(東京大学 大気海洋研究所・准教授)
「台風をはじめとする極端現象の季節予測に向けた取り組みの成果と将来展望」
- 14:35-14:50
- テーマ2 高須賀 大輔(東京大学 大気海洋研究所・特任助教)
「巨大アンサンブル実験により明らかとなったMJOの伝播タイミングの決定特性」
- 14:50-15:05
- テーマ3 八代 尚【テーマ3代表】(国立環境研究所 地球システム領域・主任研究員)
「衛星観測と融合した大気環境シミュレーションの進展」
【講演資料】八代 尚 - 15:05-15:20
- テーマ3 丹羽 洋介(国立環境研究所 地球システム領域・主任研究員)
「NICAMを用いたCO2大気シミュレーション」
【講演資料】丹羽 洋介 - 15:20-15:30
- 質疑応答
- 15:30-15:45
- ポスター発表紹介
第2部 ポスター発表
16:00-17:00
- 澤田洋平(東京大学)「巨大アンサンブル気象予測を活用した広域高潮リスクマネジメント」
- 伊藤純至(東北大学)「2013 年 8 月 9 日に北東北で発生した線状降水帯のシミュレーション」
- 呉品穎(気象業務支援センター)「高解像度大アンサンブルシミュレーションを用いたインパクトベースの強風予測:令和元年東日本台風を事例とした研究」
【講演資料】呉品穎 - 小林健一郎(神戸大学)「球磨川流域・超多数アンサンブル洪水予測 Part2: アンサンブル数の増加による予測精度の向上についての考察」
- 寺崎康児(気象研究所)「1000メンバーNHM-LETKFを用いた線状降水帯の予測実験」
- 前島康光(理化学研究所)「富岳を用いた2021年夏季リアルタイムゲリラ豪雨予測の結果解析」
- 雨宮新(理化学研究所)「領域気象モデルSCALE-RMを使ったLETKFの微修正による局所粒子フィルタ」
- James Taylor(理化学研究所)「Ensemble analysis of 30-minute precipitation forecasts using the real-time SCALE LETKF numerical weather prediction system using Fugaku」
- 高須賀大輔(東京大学)「巨大アンサンブル実験により明らかとなったMJOの伝播タイミングの決定特性」
- 升永竜介(海洋研究開発機構)「高解像度全球大気海洋海氷結合モデルを用いた季節スケール予報の向上へ向けた取り組み」
- 丹羽洋介(国立環境研究所)「NICAMを用いたCO2大気シミュレーション」
- 関谷高志(海洋研究開発機構)「大気組成モデルを用いたトップダウン排出量推定:GOSAT-GW衛星観測との連携に向けた取り組み」
- 田上雅浩(気象研究所)「NICAMを用いた大アンサンブル水同位体データ同化実験」